沿革
【森林組合の沿革】
設立年月 | 内容 |
昭和40年4月 27日 |
松阪市森林組合が設立する |
昭和43年3月 30日 |
飯高町森林組合が設立する |
昭和49年6月 27日 |
飯南町森林組合が設立する |
平成7年4月 3日 |
飯高町森林組合と飯南町森林組合が合併し、森林組合みえ中央となる |
平成13年4月 2日 |
松阪市森林組合と森林組合みえ中央が合併し、松阪飯南森林組合となる |
平成15年11月 |
木材高温乾燥機導入 新たに木材加工設備を導入し、木材加工検査・流通加工利用事業開始 |
平成17年10月 | 木製家具製作開始 |
平成17年12月 | 菌床キノコ培養センター施設改修完了 |
平成17年12月 | 高性能林業機械スイングヤーダを導入し、提案型集約化施業を本格的に開始 |
平成18年4月 |
山林境界明確化事業開始 |
平成19年4月 | 提案型集約化施業を推進するため、近畿ブロックのモデル森林組合に選定される |
平成21年2月 | 菌床キノコ培養センター施設改修完了 |
平成22年2月 | デジタルコンパスを用いて、森林測量を開始 |
平成26年3月 | 中勢森林組合(嬉野管内)の組合員が区域変更により、松阪飯南森林組合に移行加入する |
平成26年4月 | みえ森と緑の県民税関係事業開始 |
平成27年1月 | 未利用間伐材買取システム「森林活(もりかつ)プロジェクト」開始 |
平成28年3月 | 松阪市飯南林業総合センターを松阪市より当組合へ譲渡 |
平成30年12月 | 菌床キノコ培養センターにおいて農林水産業みらい基金助成事業を活用した設備等の基盤整備完了 |
令和元年4月 | 森林環境譲与税関係事業開始 |
令和2年3月 | 木材加工検査・流通加工利用事業終了 |
令和3年3月 |
笹川町の松阪支所を伊勢寺事業所に統合し新松阪支所としてスタート |
令和3年3月 | 松阪市森林公園の指定管理委託終了 |
令和3年10月 | 菌床キノコ培養センターに太陽光発電設備を設置 |
令和5年11月 | 飯高支所の建て替え完成 |
令和6年3月 | 木材乾燥施設利用事業の直接運営終了 |
【林業の特色と歴史】
当地の林業の中心は飯高町で、人工造林の歴史は古く18世紀の初期には始まっていたとされる。人工造林が飛躍的に拡大したのは、明治の中頃吉野林業の借地林制度をまねた「歩口山制度」が実施されてからである。
昭和に入り、森林資源が充実期に入った頃、戦後の復興需要に応える形で大量の材を供給し、さらにこれと結びついた松阪は我が国有数の木材集材地として成長した。
造林保育の特徴は密植、集約的施業で植栽本数は4,500本/ha以上、下刈りを5~7年間行い、うち2~4年は2回刈りを行う。その後、除伐、裾枝打をはじめ、間伐、枝打ちを繰り返し、優良材の生産を目標としてきた。